間質性肺炎体験記(令和6年(2024年)2月・7〜8か月目)


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間質性肺炎体験記(令和6年(2024年)2月)

■令和6年(2024年)2月2日(金・206日/7か月目(44歳))

1月の月末、高熱で数日寝込んでいました。
インフルエンザでもコロナでもなく、風邪だったようです。
熱が下がって日常に復帰したものの、何となく息が切れやすく、かつ胃が小さくなった気が…。

鼻が詰まっているからか、数日寝込んだからか。気のせいか。
増悪というものを知識として持っているからか。
考え出すと、また止まりません。

15日に診察があるので、客観的な状況が分かります。
それまでは慌てても意味がないし、周りも心配してしまうし…。
胸に手を当てて、動きを確認して…、でも肺の動きとは関係ないといいますしね。


■2月14日(水・217日/7か月目)

仕事が休みになったので「乗り鉄」でもと思いましたが、職場で体調不良者が相次ぎ、出勤となりました。
ちょっと現実逃避でもと思っていましたが…、しっかり日常と向き合えということでしょうか?

咳が少し出る気がしますが、喉のイガイガが原因な気がします。
息が切れる気がするのは、マスクをしているからか。
胸の痛みは、ロングブレスの影響か。
考え出すときりがありません。

こういうこと、あまり周りに話さないようにしようと思いました。
いわれても困惑するでしょうし、僕のネガティブ思考に輪をかけた勝手な憶測で、不必要に嫌な気持ちにさせたくありません。

その分、ここにたっぷりぶちまけようと思います(苦笑)。
早く今の状況を知りたい。
でも、不安です。



仕事帰りにスタンプラリーがてら、乗り鉄して気晴らししました。
思えばようやく、京王線全線完乗です。


2月15日(木・218日/7か月目)

3か月ごとの経過観察。
間質性肺炎の疑いを指摘されてから7か月経ちますが、今回も肺の進行はありませんでした。
ホッとしています。

呼吸器検査とレントゲン、問診の後に採血の流れでした。
SVC(静的肺活量):117.5
FVC(努力肺活量):119.5
FRC(機能的残気量):記録なし
DLCO(肺拡散能):103.0
数値は、年齢平均に対する僕の肺の現状とのことで、100%を超えていました。
意識しているロングブレスの効果でしょうか。

レントゲンの後の問診では、羽毛布団やダウンジャケットなど、鳥の羽についての話。
以前伺っていたので全部処分しましたと話すと、納得されたような顔をされ、トリコスポロンの反応をもう一度見ましょうとのお言葉。
カビの一種のようなもの(と僕は理解しています)で、7月にも検査しましたが、夏に活動が活発になることが多く、冬の今を見てみたいとのこと。

そのための採血をして、終了しました。
結果は次回の5月に明らかになりそうです。

間質性肺炎の「疑い」のはずが、いつの間にか罹患したことになっていないかと思いました。
チラッと見えた先生のモニターにも、しっかり「特発性間質性肺炎」と表示されていましたし。
なんだかなぁという話をごく身近な友人に話すと、そのつもりで対策しておけば安心でしょう?との返事。

つい疑心暗鬼になるのは、良くありませんね。
初詣のおみくじにあったように、「医師にかかり信心」しないと。



帰りは瑞江駅前の「とんかつ二条」さんで、期間限定のカツカレー。
うまい、うますぎる、今回も同行してくれた妻と一緒に悶絶したのでした。


■2月19日(月・222日/8か月目)

この数日、息苦しさを感じていました。
しかし酸素飽和度を測ると99%だし…、と考えている間に収まって、落ち着くことが出来ました。
強いストレスに晒されることがあったので、それが原因かも知れません。

検査直後の違和感は、不安が募ります。
次の検査がまだ先の、こんなときに限って…。
ロングブレスや早歩きをして、肺を鍛えているから大丈夫!と、因果関係は無いようですが言い聞かせています。


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