間質性肺炎体験記(令和6年(2024年)3月・8〜9か月目)


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間質性肺炎体験記(令和6年(2024年)3月)

■令和6年(2024年)3月1日(金・232日/8か月目(44歳))

花粉症と思われる症状が酷く、耳鼻科にかかりました。
問診票を記入したのですが、診断されている病名の欄、今回は「なし」で良いだろうと受付へ向かいました。

しかし何か影響があったら、いや無いよな、万一何かあったら、大騒ぎする必要は無いよな…と、一瞬の逡巡。
結局「間質性肺炎(疑い)」と書き直し、正直に(?)提出しました。
その後先生からも指摘されることなく、「昨年と同じ薬でいいですね」と、1分強のあっさりとした診察でした。

特に気を付けることは無いと言われていますし、この状況にだいぶ慣れて来ましたが、ふとした瞬間に気持ちが溢れます。


■3月15日(金・246日/9か月目)

仕事の後に、飲み会に誘われました。
以前は迷わず応じていましたが、昨年7月にこの状況に至ってからは、全て辞退しています。
お酒を飲まない生活も慣れましたが、たまにお酒の宣伝を見ると、未だ心が揺れます。

お酒は影響ないと言われています。
それより仕事明けの疲れているなか大勢で、外とは言え喫煙所があるような場所に行くことを恐れます。

僕の状況を知らせていないなか、断るのは気が引けますが…。

もともと気が進まない会もあったので、僕が本当に行きたいかを考えるきっかけにはなっています。
飲むなら本当に行きたい場所で、落ち着いて飲みたいものです。


■3月19日(金・251日/9か月目)

久々にお酒をいただきました。
たかが外れないか心配でしたが、自制を効かせながら落ち着いて飲めました。

そもそも間質性肺炎にアルコールは影響無いとされていますし、先生からも特に制限されていませんが、とりあえず記録しておきましょう。
変化が無いことを祈りつつ…、しかし、良い時間でした。




■3月24日(日・255日/9か月目)

この数日、空咳が出る…気がします。
のどの違和感が原因ではなく、ケホンケホンと言うような…。
また気のせいとも思うのですが。

息苦しい感じは、ロングブレスのせいでしょうか。
肺を強くすれば少しは違うかもと思い、仕事中にマスクを付けていることもあり、ひたすら息を吐きまくっています。

肺の下の方(下葉)が動いていることが分かります。
逆に上(上葉)はイマイチのような気がして、「上葉優位型」と言うだけあるのかもと、これも落ち込むきっかけです。

考えても仕方ない分かっていても、ふとしたきっかけで、気持ちがあふれます。


■3月25日(月・256日/9か月目)

はしかが流行っているとのこと。
それもあり、抗体検査を勧められて受けて来ました。
今日は採血のみで、結果は来週以降に分かるとのことです。

問診票には花粉症の耳鼻科と同じく、診断された病気の欄に「間質性肺炎(疑い)」と書いて提出しました。
先生からもたずねられたので、経過観察で…と答えました。

すると先生は「風邪なんかでも診断されるからね。まあ大丈夫だと思うよ」とのこと。
本当?と内心思いましたが、やはり嬉しくなりました。
流石に鵜呑みには出来ませんが、縋りたくなりますね。


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