間質性肺炎体験記(令和7年(2025年)4月・1年9か月〜10か月目)


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間質性肺炎体験記(令和7年(2025年)4月)

■令和7年(2025年)4月8日(火・634日/1年9か月目(45歳))

先月末から体調不良。
熱は微熱程度で済みましたが花粉症も重なり、咳が長く続いたことには参りました。
ようやく収まりつつあります。

これは風邪だぞ!間質性肺炎は関係ないぞ!と、誰にも問われていないのに強調してしまいます。
もちろんあまりに続くようなら、診てもらうつもりでした。
まあ大丈夫かなと言ったところです。

長生きすることが重要なテーマと決めたのです。
これに反することは、真剣に控えないとと考えています。


■4月15日(火・641日/1年10か月目)

咳はだいぶ収まった感があります(まだくすぶっていますが…)。
そんななか、職場の後輩と昼食に出掛けて来ました。
腎臓に難病を持つ彼ですが、僕の状況も話したうえで相談に乗ってもらうなど、ありがたい存在です。

身体のことや家族のこと、そして病気のこと。
彼は1日10リットルくらい水分を摂るだの、僕は酸素飽和度が…などと気楽に話せるのは、心が軽くなります。
歳を重ねると、弱点が人間関係を広くすると何かで読みましたが、実感します。

太く短くも良いですが、なるべく長生きしましょう!


■4月19日(土・645日/1年10か月目)

昨日、相変わらず咳がくすぶるなか、酸素飽和度を測ってみました。
96%…、ギリギリ正常値(90%までとする意見もあり)とは言え、99%が当たり前の身からすると焦ります。
この咳は、もしや?と。

不摂生しているし、歩くのは平均より遅くなった気がするし…。
鳥がたくさんいる場所もとおったかなぁ、寝る前の歯間ブラシもサボることがあったし…。
でも、熱はすぐに引いたし!

僕が「教科書」として用いている、神戸市立医療センター中央市民病院のハンドブックにも、すぐの受診の目安に咳は該当していません。
今朝は98%まで戻ったので、ひとまず様子を見るにとどめます。

ひとたびことが起こると、すぐにドドドッと気持ちが揺れてしまいます。
落ち着かねばと思うのですが…。


■4月24日(火・650日/1年10か月目)

同期と佐野厄除け大師へ出掛けて来ました。
僕の前厄をきっかけに参拝して以来、毎年の恒例です。
今年は方位除けだったことに、現地に着いてから気付きました。

護摩の火に手をかざし、胸(肺)をこれでもかと擦りました。
未だに咳がくすぶり落ち着かないので、収まってくれと願いながら…。
酸素飽和度は98%、体温は平熱なので問題ないと思っています。

家族も心配してくれます。
咳が出そうになると、何とか堪えようとするのですが、出てしまった後の後ろめたさ。
心配事はこれだけじゃ無いのに、ごめんと言う気持ちが湧いて来ますね。



佐野厄除け大師にて。


■4月25日(日・653日/1年10か月目)

仕事で、マイク越しに話す場面があります。
久々にこの担当だった今日、話し始めると声が出ていない気がするのです。
口から息が出て来ないと言いますか、あれ?と…。

試しに誰もいない部屋で大声を出してみたところ、問題なく声が響きました。
マイクの相性かなぁと考えますが、もちろん(?)不安です。

寝起きに咳込むことが続いています。
調べると、気管支炎や喘息などが病名として挙がって来ました。
寝起き以外の咳はようやく解消しつつありますが…、生きていると悩みが尽きません!


■4月30日(水・658日/1年10か月目)

ようやく、ようやく咳が収まりました。
寝起きの咳も出なくなり、ホッとしています。
酸素飽和度も98%と、安定の99%が出なくなったことが気になりますが、ひとまず大丈夫かなと考えています。

この1か月は長かったです。
しかし僕以上に、家族のほうが長かったに違いありません。
ゲホゲホしている姿は、たまらなかったと思います。

体調管理に一層気を付けるしかありません。


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【関連リンク】(順不同)
間質性肺炎ハンドブック(神戸市立医療センター中央市民病院)
佐野厄除大師 ? 関東の三大師 佐野水子地蔵尊安置

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