間質性肺炎体験記(令和7年(2025年)4月・1年9か月〜10か月目)


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間質性肺炎体験記(令和7年(2025年)5月)

■令和7年(2025年)5月17日(土・673日/1年11か月目(45歳))

夫婦で1泊のお出掛けをして来ました。
もともと旅行などにあまり興味は無かったのですが、今年は早くも2回目です。
きっぷの手配から宿泊先など、全て妻が整えてくれました。
ありがたいことです。

宿泊先に着くと妻がフロントで、ベッド用に毛布を用意して欲しいと申し出ました。
そんなこと出来るの?と思いましたが、奥からすぐ出してくださいました。
暑いから毛布だけで寝るんだろうと思っていたところ、「ここの掛け布団、羽毛だから」とのこと。
僕がすっかり忘れていました(苦笑)。

出掛ける前日、最近旅行に行く機会が増えつつあるねと言う話になりました。
やはりと言うか、僕の間質性肺炎(の可能性が高い)とその平均余命を考えるとのことで、まぁそうだよねと僕も思います。
咳ひとつに気を揉ませていることは分かっていますし…。

どんな状況であれたくさんの思い出は、この先も生きて行く力になるはずです。
僕もまだまだ生きられるとは思っていますが、なるべくたくさん作って行きたいです。




■5月19日(月・675日/1年11か月目)

気が向いたときに酸素飽和度を測っていますが、当たり前だった99%に最近達しません。
98〜97%、たまに96%…と正常値の範囲ですが、気になります。
一瞬99%になったときに、パルスオキシメーターから素早く指を外して確定させ、よし!と…。
何が、よし!なんだか…。

次の診察は8月ですが、今月末に人間ドックもあります。
もし変化があったら、ここでまた要精検になるかな?などと考えています。


■5月21日(水・677日/1年11か月目)

勤務先に、1か月ほど泊まり込み(週末は帰宅出来る)で学ぶ研修があります。
選考があり、1次試験を通過したと上司より言われました。
やってしまった…と思ったのが正直な感想で、トイレの個室に駆け込み息を整えたほど(?)です。

選考への申し込みなんて、任意と言う名の義務です。
サラリーマンですから、そこは納得しています。
長期間の研修なので、今までは事前に「家族の理解や自分の健康は大丈夫か」と口頭で確認されていたのですが、そう言えば今年は無かったなぁ…。

二次選考は辞退すべきかと思いましたが、全て理解したうえで申し込んだことになる訳です。
それに選考に備えて自分の考えを整理する機会は、今後の僕に役立つとも思います。
やることはきちんとやって、当日(面接)はこう言う体調ですが大丈夫でしょうか…?と伝えます。


■5月23日(金・680日/1年11か月目)

先日の、参加を望まない研修の1次選考を通ってしまった件。
健康などが不安と正直に上長に話して、辞退させてもらうことにしました。
周りの同僚が、何とか2次選考も受からせようと動き出してくれていて、落ちようと考えていることが申し訳無い気持ちになったのです。

他にも理由があり、総合的に判断すると今回は仕方ないと認めてくれました。
ギリギリながら筋をとおせて、裏切らずに済んだとホッとしました。
ホッとすると言うことは、普段いかに逆のことをしているかがバレますね…。


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